Kimmys Feeling

徒然なるままにkimmyの日々を綴ります。

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『おとうと』  幸田文

おとうと (新潮文庫)おとうと (新潮文庫)
(2000)
幸田 文

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Amazonには、本の表紙がなかったんですorz
「No Image」って、寂しいな~。

この本を初めて読んだのは、中学三年の時です。
高校受験のための模擬試験で、国語の問題文に使われていました。

「げん」と「碧郎」というふたりが、会話をする場面がのせられていて。

ただ、なんかよく分からないんです。
何度読み返してみても、人間関係と会話が、かみ合わない。
これじゃ、何にも答えが書けないよー、と焦りました。

「姉」という言葉が出てくるけど、お姉さんがいない。
「碧郎」は弟だし・・・、と考えてて、あ!と気付きました。

「げん」は女の子で、お姉さんだったんです!

男の子だと、思ってた~!


『はだしのゲン』というマンガがありますよね。
原爆のことを描いた、有名なマンガです。
この主人公の「ゲン」は強くて、たくましい男の子です。

「げん」といわれると、彼のイメージがまず浮かんでしまって。

わ~、ごめんなさい、と謝りながら(誰に?)、もう一度問題文を読んでみると、
また、びっくり!

文章が、美しいんです!

正直、それまで国語の本に載っていた話でも、文章が美しいなんて思ったことありません。

最初につまずいたせいで、残り時間が少なかったので、
慌ててテストを仕上げて、帰りに本屋に寄ってゲットしました。
(テストの出来は、聞かないで・・・)

話の内容も、悲しく美しい姉弟の物語です。泣けるんですよ。

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漢字セラピー 五つ星のしあわせ

日曜日に、義父にバレンタインのチョコレートを渡しに行ってきました。

その時、義母がこの本を貸してくれました。
義母はとても前向きな人で、会うたびに元気を分けてもらっていますにっこり
すごいチャレンジャーで、パソコンも、私よりはるかに詳しいです汗とか

漢字セラピー―五つ星のしあわせ漢字セラピー―五つ星のしあわせ
(2008/02)
ひすい こたろう、はるねむ 他

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ひすいこたろうさん、というコピーライターの方が著者です。
ひすいさんは、心理カウンセラーの資格を持っていて、
「3秒でハッピーになる 名言セラピー」というメールマガジンを発行されてます。

タイトル通り、落ち込んでる時や、悩んでる時に、
背中を撫でてくれるような話を紹介してくれています。

この本は、ひすいさんと、その「3秒でハッピーになる 名言セラピー」の
読者の9名のアイデアと、読者の投稿した話で作られました。

漢字を由来にとらわれることなく、まったく自由に解釈、解析し、
そこから、幸せに生きる法則を見出そうという本です。

例えば、「叶う」は「口に十」と書きますよね。
夢は十回、口に出せば叶うということだそうです。
しかし・・・・、
七回しか口に出さなかったら、「叱」られるんだそうです!
面白いですよね。

ややこじつけ?と思えるところもあるけど、
見方を陰の部分から、陽の部分に転換するきっかけになると思います。

ちょっと疲れたな、と思う時に読んでもらいたい本です。

最近弟が、仕事のことでちょっと落ち込んでるって、
母が言っていたので、プレゼントするつもりです。


メールマガジンが本になってます。
こちらもいい話がいっぱいです。
   

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一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術

一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術―1日たった15分10日間で上達!一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術―1日たった15分10日間で上達!
(2007/11)
高橋 フミアキ

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先日、本屋で見つけて購入しました。
著者は、文章スクールの先生で、作家として本も出版されています。

ブログをはじめて、「何となく」「だいたい」「こんな感じ?」で書き続けてきたけど、
「自分の文章は読みにくいんじゃないかな?」「大丈夫かな?」
と思うこともしばしば。

この本では文章を上手く書くコツを、起承転結で、などという
難しいことではなく、より実践的に教えてくれます。

ネタの集め方、オチのつけ方、構成の方法などを、
文章教室の生徒だった頃や、自分が先生になってからのエピソードを交えながら。

「こうしなきゃダメ!」じゃなくて、「こういう風になりますよね、分かりますよ」
って感じに書かれているので、ホッとします。

例えば、同じ語尾(です・ます等)を3回以上続けると、リズムが悪くなるそうです。
確かに、自分で書いていても、同じ語尾が続き過ぎると、
ちょっと気持ち悪い感じがしていました。
自分の気のせいというか、考えすぎかなと思ってましたけど、
実際にそうだったんです!

他にも、なるほど!と思うことが、分かりやすく書かれていて、
読んでるだけで上手くなったような気がしてきます(笑)

この本を参考にしながら、ブログを続けていきたいと思います。

参考にしてもこの程度?なんて、言わないでくださいね~(笑)
暖かい目で見守っていただけたらと、思いますにっこり

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KYOKO   村上龍

KYOKO (集英社文庫)KYOKO (集英社文庫)
(1998/12)
村上 龍

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基地の町で育ったキョウコは、黒人米兵ホセからダンスを習いました。
それから十三年後、彼女はホセに会いにNYへ。
やっと探し当てたホセは、末期のエイズで死にかけていて、
彼の願いは故郷に戻ることでした。
彼女はホセを乗せハンドルを握り、南への旅をはじめます。
行く先々で出会う人たちを、ダンスと純粋さで魅了しながら。


村上龍の作品は好きですか?
従来の村上龍の、人間の残酷さ・凶暴さ・狡さ・弱さなど、
人が隠しながら生きている部分を引きずり出すような
作品に共感を覚える方には、物足りないかもしれません。

私は、そういった部分は私の中にもあるものなので、
嫌いとは言わないけれど、好きだとは言えませんでした。
この作品は、私にはちょうどよかったです。
素直に泣いたり、笑ったり、怒ったりできました。

この作品の中にも、人間のそういった部分は随所に表れています。
ホセに対する、悪意・さげすみ・おそれ。
キョウコ達に会う人達は、そんな部分を簡単に態度に出します。
そして一瞬の後には、キョウコに対する好意・親しみ・憧れを
表してみせるのです。

それが人間というのものなんでしょう。
いい人間と、悪い人間がいるわけではなく、
すべての人間の中に、等しく良い部分と悪い部分が存在している。

全く自然に、違和感なくそれを描き切ってみせるのは、
さすがに村上龍、と言うべきではないかと思います。

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競馬シリーズ  『敵手』

有馬記念は波乱がありましたね。
旦那と二人で応援していたウォッカも、負けちゃいました。泣き顔
久しぶりに競馬のことが気になったので、今日も競馬に関係する本の紹介を。

競馬シリーズは、もう30年以上も続くミステリー小説です。
主人公は毎回変わりますが、必ず競馬や馬に関係した話になっています。
作者はディック・フランシスという、イギリスの障害競馬の元ジョッキーで、
女王陛下の馬にも乗ったことがあるんだそう。

このシリーズの主人公が、みんないい男なんです。v
小説だから顔は分からないし、顔の描写もほとんどないし、
「ハンサムね」と言われるような場面もありません。
ただ皆、自分の信念を全うするために全力を尽くすし、
堕落よりも苦難を選ぶ男達なんです。

優駿ぞろいの競馬シリーズの男達の中で、最も愛されているのが
『大穴』 『利腕』 『敵手』 『再起』の主人公、シッド・ハレーです。
毎回違う主人公が登場する中で、シッドだけは4度登場している。
シッドは、作者と同じ障害競馬の、チャンピオンジョッキーだったのに、
騎乗中の事故で隻腕になってしまい、引退して今は探偵です。

私が特に好きなこの『敵手』は、シッドの3度目の登場です。
毎回自分が当事者ではなく、依頼によって調査しているだけなのに
ひどい目にあうシッドですが、今回はもう敵だらけになります。

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